コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パチョリ patchouli

翻訳|patchouli

3件 の用語解説(パチョリの意味・用語解説を検索)

大辞林 第三版の解説

パチョリ【patchouli】

シソ科の常緑多年草。フィリピン原産といわれ、東南アジアで広く栽培される。葉から得られる精油には強い芳香があり、香料や薬用にする。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

パチョリ【patchouli】

精油をとる原料植物として東南アジアインドで主に栽培されているシソ科の多年草。茎は高さ30~80cm,下の方から分枝する。葉は広楕円形で,波状で不ぞろいの重鋸歯があり,長さ8~10cm,裏面には細毛がある。花穂は枝の先につき長さ5~15cm,密に苞葉が並び,その間より淡紫色で2唇形の花をつけるが,普通に栽培しているものは刈取りをするためか,ほとんど花をつけない。熱帯のやや湿った地に適し,繁殖はもっぱら挿木によって行われる

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パチョリ
ぱちょり
patchouli
[学]Pogostemon patchouli Pell. (=P. cablin Benth.)

シソ科の多年草。草丈は1メートルほどで、低木状になる。葉は対生し、卵形で縁(へり)にぎざぎざがあり、長さ約10センチメートル、細毛が密生する。フィリピン原産で、葉から精油をとり、古くから香水原料として珍重され、フィリピン、スマトラ、マダガスカル、ブラジルなど熱帯各地で広く栽培されている。一般の栽培条件では花がつかないので、繁殖はもっぱら挿木による。苗を畑に植え付け、半年ほどしたら茎葉を収穫する。1年に2、3回刈り取り、3~4年間続けて収穫できる。株が古くなると、葉の精油含量が減るので植え直す。収穫した葉はいったん日に干してから蒸留して香油patchouli oilをとる。主成分は竜脳(りゅうのう)に似たパチョリアルコールpatchouli alcoholやカジネンcadineneなどである。香油は香水やヘアトニック、せっけん、たばこなどの香りづけに用いられる。衣服や枕(まくら)、ショール、カーペットなどの香りづけにも使われるが、これはイガ(衣蛾)の駆除にもなる。また、薬用にも使われる。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パチョリの関連キーワード東南アジア東南アジア条約機構アジア象大風子南アジア語族アジア風邪アジアダラーアジアンポップス油料植物東南アジア諸国連合(ASEAN)

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

パチョリの関連情報