デジタル大辞泉 「パーセク」の意味・読み・例文・類語 パーセク(parsec) 天体の距離を示す単位の一。年周視差が1秒に相当する距離を1パーセクとし、30兆8600億キロ、3.259光年に等しい。記号pc 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「パーセク」の意味・読み・例文・類語 パーセク 〘 名詞 〙 ( [英語] parsec ) 天体の距離を表わす単位の一つ。年周視差が一秒の距離をいい、約三・二五九光年、三〇兆八四〇〇億キロメートルにあたる。略号 pc 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「パーセク」の意味・わかりやすい解説 パーセクparsec 天体の距離の単位の一つ。パララックスparallax(視差)とセカンドsecond(角度の秒)とを合成したことばで,年周視差がちょうど1秒である距離をいう。pcと略記する。つまり,太陽のまわりを公転する地球の軌道の平均半径(1.496×108km)を角度1″のラジアンで割った数値で,1pc=3.08×1013km=3.26光年である。なお,星の発光能力を表す絶対等級は,距離10pcを標準とする定義になっている。1000pcを1kpc,1000kpcを1Mpcという。執筆者:大沢 清輝 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「パーセク」の意味・わかりやすい解説 パーセクぱーせくparsec 天文学において太陽系外の天体までの距離を測る単位の一つ。記号はpc。1パーセクは、1天文単位=約1.4960億キロメートルが角度の1秒を張る距離で、約31兆キロメートルに相当する。光年(光が1年かかって進む距離)を用いると1パーセク=3.26光年である。[木下 宙][参照項目] | 光年 | 天文単位 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーセク」の意味・わかりやすい解説 パーセクparsec 天文学において恒星など太陽系外の天体間の距離を表すのに用いられる長さの単位。記号は pc。1pcは 1AU(→天文単位)に対し視差 1秒の角をつくる距離であって,約 20万6265AU,約 3.2616光年,約 3.0857×1016mに相当する。parsecは parallax secondの略語。視差π秒の天体までの距離は(1/π)pcである。たとえばシリウスは約 0.377秒の視差をもつので,距離約 2.64pcにある。また恒星の絶対等級は標準距離 10pcからの見かけの明るさの等級である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「パーセク」の意味・わかりやすい解説 パーセク 天文学で用いる距離の単位。per secondの略で記号psc。年周視差1秒に対応する距離で,3.26光年=3.08×1013kmに等しい。年周視差α秒の天体の距離は1/αパーセク。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by