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パーセプトロン

百科事典マイペディアの解説

パーセプトロン

視覚と脳の機能のモデル化を試みたパターン認識装置の一種。1962年に米国コーネル大学のF.ローゼンブラットらが作製。視覚に相当する多数の光電入力素子,多数の記憶素子,連合装置からなり,特定の図形のパターンに対して選択的に反応性を増すように作られる。

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世界大百科事典内のパーセプトロンの言及

【機械学習】より

…後者の場合にはあらかじめ学習結果に対する選好だけを与えておき,個々の結果の判断を機械が自ら行うものと,なんらかの形で外部から結果の評価(報酬)を受けとるものがある。
[神経回路網]
 パーセプトロンに始まる神経回路網は,入力とそれに対する正解の提示を繰り返すことにより,神経素子がその結合の重みや発火の閾値を変化させることにより学習を進めるものである。入力を表現する入力層と,出力を表現する出力層の間に複数の中間層をもち,ここで特徴の抽出や変換を行えるように層の間の結合を学習する。…

【神経系】より

…第1項は,二つの細胞が同時に興奮したときの結合の強化を,第2項は自然の減衰を示している。 このような可塑性のある神経細胞を組み合わせた自己組織回路のモデルとして,ローゼンブラットF.RosenblattのパーセプトロンPerceptron(1962)がある。分類すべきパターンを与えたとき,出力が正しい応答を示すように,シナプスの結合係数を変化させる。…

【ニューラルコンピューティング】より

… ニューラルネットワークの学習能力は,パターン認識などに応用可能な図1-aのような多層構造のフィードフォワード型ニューラルネットワークにおいて,入力層に与えられた入力パターンに対して,出力層において望ましい出力パターンを出力するように学習を行うという問題設定で詳しく調べられた。1960年代に活発に研究された重要なモデルに,誤り訂正学習を用いたパーセプトロンがある。さらに,これを拡張する学習則が1980年代に詳しく研究された。…

【バイオニクス】より

…神経細胞のこのような性質を可塑性といい,神経生理学などの分野で活発な研究がなされている。可塑性神経細胞をモデル化したものとして,ローゼンブラットF.Rosenblattのパーセプトロンと呼ばれる図形や文字の識別を学習する機械がよく知られている。最近では,さらに高度なパターン認識機能を学習するコグニトロン,連想機能を持つアソシアトロンなどが発表されている。…

※「パーセプトロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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