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ヒムネオオハシ Ramphastos vitellinus; channel-billed toucan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒムネオオハシ
Ramphastos vitellinus; channel-billed toucan

キツツキ目オオハシ科。全長約 48cm。は長さが 9~14cmあり,太くて大きい。羽色は頭上から背,,尾までの部分と腹は黒い。3亜種があり,嘴基部から眼のまわり,胸,嘴などの色は亜種によってやや異なる。まず,眼のまわりは裸出していて水色オレンジ色,胸の羽毛は中央が黄色でまわりが白いかほぼ黄色,腹との境は赤からオレンジ色までの違いがある。上尾筒と下尾筒も赤からオレンジ色まで変化がある。嘴は基部と嘴峰を除くとほとんどが黒いが,嘴峰は黒か黄色で,基部は嘴の上下とも水色か黄色,上が黄色で下が水色といった差がある。南アメリカのアマゾン川流域と,ブラジル東南部に分布する。熱帯の森林に生息し,果実食だが,昆虫や爬虫類,カエルなども食べる。巣づくりはせず,樹洞内になにも敷かずに産卵する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒムネオオハシ
ひむねおおはし / 緋胸大嘴
channel-billed toucan
[学]Ramphastos vitellinus

鳥綱キツツキ目オオハシ科の鳥。南アメリカ北部に分布する。全長約35センチメートル。嘴(くちばし)は黒く、基部に緑黄色と鈍青色がある。体は黒色、上尾筒と下尾筒が真紅で胸が赤いが、アマゾン川以南のものは赤い部分が濃く広いので、その地方の亜種だけをヒムネオオハシ、その北の亜種をウスヒムネオオハシと呼び分けることがある。[浦本昌紀]

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