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ヒョウモンモドキ

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百科事典マイペディアの解説

ヒョウモンモドキ

鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の1種。日本産のヒョウモンモドキ類の最大種で,代表的な草原性のチョウである。近年に急激に減少した種の一つ。本州中部では絶滅あるいは激減した場所が多いが,その原因は明らかでない。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ヒョウモンモドキ

環境省野生生物課によると、タテハチョウ科で、大きさは2~3・5センチほど。黒い斑点の入った模様が特徴。主に山の中の湿地に生息する。本州の福島県以西に生息地が点在していたが、生息環境の破壊や乱獲により、現在は広島県の一部でしか見られなくなった。保護の会によると、かつては14県で生息が確認されていたが、近年は三原市と世羅町だけになったという。

(2011-07-13 朝日新聞 朝刊 備後 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒョウモンモドキ
ひょうもんもどき / 擬豹紋蝶
[学]Melitaea scotosia

昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科に属するチョウ。日本では本州の特産種、東北地方南部(福島県)から中国地方にかけて分布する。戦前は山地草原に多くみられたが、近年、関東地方から中部地方では個体数が激減、多くの産地では消滅した。国外では朝鮮半島、中国北部に分布する。はねの開張50~60ミリ程度。日本に産する3種のヒョウモンモドキの仲間ではもっとも大形のもの。飛んでいるときは中形から大形のヒョウモンチョウ類と紛らわしいが、はねの裏面の斑紋(はんもん)に特徴があり、一見して見分けられる。年1回の発生、暖地、低標高の産地では6月上旬より現れ、6月下旬から7月上旬が最盛期、関東から中部地方の山地では7月中旬から下旬が最盛期。幼虫の食草はマアザミ、タムラソウなどのキク科植物。幼虫の状態で冬を越す。[白水 隆]

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世界大百科事典内のヒョウモンモドキの言及

【ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)】より

… 小型の日本産のヒョウモン類には,ヒョウモンチョウとコヒョウモン(本州,北海道),北海道特産のアサヒヒョウモン,カラフトヒョウモン,ホソバヒョウモン,近年八重山諸島に定着したと見られる南方系のウラベニヒョウモンの計6種がある。日本産のヒョウモンモドキ類には3種があるが,本州に限られ,しかも局地的分布をする。コヒョウモンモドキは長野県を中心とする山岳地帯に,ウスイロヒョウモンモドキは中国地方の草原に局限される。…

※「ヒョウモンモドキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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