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ビートフ Andrei Georgievich Bitov

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大辞林 第三版の解説

ビートフ【Andrei Georgievich Bitov】

1937~ ) ロシアの小説家。1960年代から活躍を始め、斬新なモダニスト的スタイルで、現代小説の可能性を追求する。代表作「プーシキン館」「シンメトリーの教師」

出典|三省堂
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百科事典マイペディアの解説

ビートフ

ロシア(ソ連)の作家。旧ソ連には珍しい心理主義的作家として知られる。人間の内面に沈潜しつつ,独特の文体的仕掛けにより意識の流れや心理のゆらぎを描き出した。代表作《プーシキン館》はあまりに実験的な作風のために当初(1978年)は国内では一部しか発表が許されなかったが,ペレストロイカ以後全編が公刊された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビートフ
びーとふ
Андрей Георгиевич Битов Andrey Georgievich Bitov
(1937― )

ロシアの小説家。レニングラード(サンクト・ペテルブルグ)に生まれ、鉱山技師としての教育を受ける。1960年代初頭の新しい青春文学の旗手の一人として活躍を始めた。日常生活のなかの平凡な人々の心理を繊細な文体で描くことにかけて卓越した才能を示す。処女短編集『大きな風船』(1963)以来、『かくも長き幼年時代』(1965)、『別荘地』(1967)、『日曜日』(1980)など約10冊の著作を当時のソ連国内で発表しているが、最大の実験的な長編『プーシキン館』はソ連国内では長いこと出版が許されず、78年にアメリカ合衆国で出版された。この小説が国内で出版されたのは、87年のことである。その後の作品に、『シンメトリーの教師』(1987)、『風景の中の人間』(1987)などがある。現代ロシアで文体や手法にもっとも意識的な作家の一人として重要な地位を占めている。[沼野充義]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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