ピグミーチンパンジー

世界大百科事典 第2版の解説

ピグミーチンパンジー【pigmy chimpanzee】

チンパンジーより少し小さく,ほっそりとした体をもつ霊長目オランウータン科の類人猿(イラスト)。チンパンジーと同属異種とする説とその一亜種に分類する説がある。ピグミーは小人の意。別名ボノボ。アフリカのザイール川左岸の熱帯降雨林中に生息する。全身黒くつややかな毛で覆われ,赤みを帯びた口唇をもつ。耳の上にひさしのように突き出た頭髪,ふさふさしたほお毛,生まれたときから黒い顔,はげがないことなどで,チンパンジーと容易に区別できる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のピグミーチンパンジーの言及

【人類】より

…テナガザル類はいずれも各1頭の雌雄とその子どもからなる集団をもっている。オランウータンの社会は安定した集団をもたない単独生活者の社会であるが,ゴリラは単雄複雌の集団を基本としており,チンパンジーとピグミーチンパンジーは複雄複雌の集団をもっている。類人猿に見られるこれらの集団は外婚の単位であり,近い血縁関係にある性的関係が回避されていることも知られている。…

※「ピグミーチンパンジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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