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ピサ大聖堂 ピサだいせいどう Duomo di Pisa

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピサ大聖堂
ピサだいせいどう
Duomo di Pisa

イタリアのピサにある大聖堂。1階の外壁には小アーケードを重層させて用い,2階以上は白と黒の大理石化粧張りによるロマネスク期のピサ様式の聖堂で,有名な斜塔で知られる。ラテン十字形の平面の交差部に尖頭のドームがかかり,身廊は5廊,翼廊は3廊から成っている。

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デジタル大辞泉の解説

ピサ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ピサ大聖堂】

Duomo di Pisa》イタリア中部、トスカーナ州の都市ピサにある大聖堂。大聖堂、鐘塔(ピサの斜塔)、サンジョバンニ洗礼堂カンポサント(納骨堂)で構成される。大聖堂は11世紀に建設が始まり、12世紀に完成。説教壇のレリーフジョバンニ=ピサーノが手がけた。13世紀につくられた4層の列柱が並ぶファサードロマネスク様式の傑作とされる。1987年、「ピサのドゥオモ広場」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

ピサ大聖堂【ピサだいせいどう】

イタリアのピサにある教会堂。Duomo,Pisa。1064年着工,1118年献堂。ラテン十字形プランロマネスク建築で,長堂は5廊,袖廊は3廊からなり,交差部分のドームとファサードは12―13世紀のもの。
→関連項目ピサ

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世界大百科事典 第2版の解説

ピサだいせいどう【ピサ大聖堂 Duomo,Pisa】

中世イタリアの商都ピサにあり,イタリア・ロマネスク建築を代表する司教座聖堂(大聖堂)。付属して,〈ピサの斜塔〉の名で知られる鐘楼,洗礼堂,墓地カンポサント(聖なる土地の意)をそなえる。大聖堂はパレルモ沖海戦の勝利を記念して1064年ギリシア人ブスケトゥスBuschetus(生没年不詳)の設計により起工,1118年に献堂され,12世紀末にライナルドゥスRaynaldus(生没年不詳)が西側部分を延長してドームを架し,13世紀にファサードが完成して竣工した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピサ大聖堂
ぴさだいせいどう
Duomo di Pisa

イタリア中部、トスカナ地方の都市ピサにある、ピサ式ロマネスク様式の代表的建造物。一般に大聖堂は都市の中心部に建てられるのが普通であるが、ここでは郊外の広い地域を利用して建てられており、それがこの建造物のモニュメンタルな性格を強調するのに役だっている。
 本堂、カンパニーレ(鐘塔。「ピサの斜塔」の通称で有名)、洗礼堂およびカンポサント(墓室)からなる建築群が、造営期間が数世紀にわたっているにもかかわらず、全体の調和と統一に破綻(はたん)をみせないのは、同一資材(白色大理石と多色大理石)の使用と、一定の建築的デザインの繰り返しによるためである。本堂の起工は1063年にさかのぼるが、現在の平面プランには当初のブスケートによる設計がほとんどそのまま残されていて、わずかに身廊の西端に三つの格間(ベイ)が追加されているのみである。西側正面は13世紀にライナルドによって完成されたが、大聖堂全体の工事の完了は14世紀であった。平面プランは五廊式身廊、三廊式翼廊およびアプスから成り立ち、身廊と翼廊の交差部には小さなクーポラ(椀(わん)を伏せた形の屋根)が架せられている。翼廊の天井がすべて交差ボールトであるのに対し、身廊のそれはバシリカ式聖堂の伝統に連なる木骨天井である。外壁の多色大理石による縞(しま)模様と盲アーチによるリズミカルな外観構成や、正面玄関上のアーケードを装う半円アーチと列柱のデザインは、北部イタリア固有の様式(ピサ式ロマネスク)である。
 本堂の正面と向き合って建つ洗礼堂は、円筒形の壁体に半円ボールトを架したロマネスク様式であるが、外壁上部を取り巻くゴシック様式の装飾は、13世紀後半にニコラ・ピサーノとジョバンニ・ピサーノ父子によって行われた。斜塔の名で知られるカンパニーレは1173年に起工されたが、工事の途中地盤の陥没で傾斜したものである。しかしそのまま工事が進められ、14世紀後期に、最上階の鐘楼部を垂直にして工事が完了した。[濱谷勝也]

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