改訂新版 世界大百科事典 「フィコビリン」の意味・わかりやすい解説
フィコビリン
phycobilin
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…(4)ポルフィリン系色素 ポルフィリン環をもつもので,ヘモグロビン,カタラーゼなどの酵素,クロロフィル(葉緑素)など重要なものが多い。(5)フィコビリン類 開環テトラピロールの構造をもつ藻類の色素。フィコエリトリン,フィコシアニンは,それぞれ紅色,藍色をもつ紅藻,ラン藻の光合成の補助色素として働く。…
…有性生殖は行わず,細胞分裂で増殖する。ラン藻素,紅藻素などのフィコビリンをもち,同化産物はデキストリン。約160属1400種。…
※「フィコビリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...