フィリップ ソレルス(英語表記)Philippe Sollers

20世紀西洋人名事典の解説

フィリップ ソレルス
Philippe Sollers


1936.11.28 -
フランス小説家
ボルドー生まれ。
パリで経済学を学び、1957年短編「挑戦」でフェネオン賞を受賞し、’58年「奇妙な孤独」で文名を確立する。’60年文芸季刊誌「テル・ケル」の編集委員となる。’61年ヌーボー・ロマンを越えて新たな文学性の確立をめざす新手法の小説「公園」で62年度メディシス賞を獲得し、急激な変貌は人々を驚かせる。’83年「女たち」以後具象小説を続けて発表。感性と知力、決意、文才により最も際だつ作家の一人である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

現代外国人名録2012の解説

フィリップ ソレルス
Philippe Sollers


国籍
フランス

専門
作家

本名
フィリップ ジョワイヨー

生年月日
1936/11/28

出生地
フランス ボルドー

学歴
パリ大学

経歴
1957年短編「挑戦」を発表、’58年の長編第1作「奇妙な孤独」とともにモーリヤック、アラゴンらの賞賛を受ける。’61年の「公園」から難解な実験小説を手掛ける。’60年スイユ社より季刊誌「テル・ケル」を創刊、「テル・ケル叢書」を創設、’83年ドノエル社より季刊誌「ランフィニ」を創刊、「ランフィニ叢書」を創設。ヌーボー・ロマンのさらに上を行く前衛的な手法で新しい世代の代表的存在となった。’83年「女たち」以後、いわゆる“具象小説”を続けて発表。ほかの作品に「天国」(’81年)、「ニューヨークの啓示」(’81年)、「遊び人の肖像」(’85年)、「例外の理論」(’86年)、「ゆるぎなき心」(’87年)、「黄金の百合」(’89年)、「ヴェネツィアの祝祭」(’91年)、「秘密」(’92年)、「ルーヴルの騎手」(’95年)、エッセイ集「嗜好の戦争」(’94年)など。

受賞
フェネオン賞「挑戦」;メディシス賞〔1961年〕「公園」

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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