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フウチョウボク Capparis formosana Hemsl.

世界大百科事典 第2版の解説

フウチョウボク【Capparis formosana Hemsl.】

フウチョウソウ科の無毛の低木。托葉はとげ状となり,葉は厚紙質で長楕円形,長さ10~15cmほど。花は数個を枝先部分の葉腋(ようえき)に生じ,開花時は白色でやがて紅色をおびる。花弁は4枚で,それよりも長いおしべ(長さ約3cm)を多数つける。めしべは1本,子房には数個の胚珠を入れる。台湾南部(恒春半島)の二次林的な場所に生育し,材が堅いので印材などに利用される。フウチョウボク属Capparisは約250種ほどが全世界の熱帯を中心に温暖な地域にまで分布している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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