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フォカイア フォカイア Phōkaia

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォカイア
フォカイア
Phōkaia

小アジア西岸,スミルナ湾の北岸にあってイオニアの最も北に位置した古代ギリシアの都市。現トルコのフォチャフォカイア人遅くとも前 10世紀には小アジアに達したが,可耕地を欠き,地中海西部での植民活動を他市にさきがけて始め,ダーダネルス (チャナッカレ) 海峡,黒海沿岸,クリミヤや地中海沿岸に植民地を建設,マッシリア (前 600頃,のちのマルセーユ) はその一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォカイア
ふぉかいあ
Phokaia

小アジア西岸にあったイオニア人ポリス都市国家)。紀元前654年ごろ、ヘレスポントスダーダネルス海峡)に植民市ランプサコスLampsakosを設けたほか、商業と植民活動で西部地中海に進出し、前600年ごろスペイン南西部のタルテソス地方の王と親交を結び、またフランス南岸にマッサリア(現マルセイユ)を建設した。前540年にペルシア軍に包囲・占領されたとき、多くの市民が西方に移住し、以後、繁栄を回復しなかった。[清永昭次]

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世界大百科事典内のフォカイアの言及

【ミョウバン(明礬)】より

…とくにアナトリア半島産のミョウバンは有名であった。14世紀の中葉,ジェノバ人がイズミル湾に面したフォチャFoça(フォカイア)のミョウバン鉱を獲得して精製を開始し,ジェノバに向けて積出しを行った。15世紀にはミョウバンの独占会社がつくられ,キオス島を拠点に東地中海諸地域のミョウバンが集積され,1000t近い積載能力をもつ大型帆船によって直接にフランドルの毛織物工業地帯へ輸送された。…

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