コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ブイコフ ブイコフBykau, Vasil Uladzamiravich

2件 の用語解説(ブイコフの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブイコフ
ブイコフ
Bykau, Vasil Uladzamiravich

[生]1924.6.19. ビテブスク,チェレノフシチナ
[没]2003.6.22. ミンスク
ソ連,ベラルーシの作家。前線の兵士たちの日常生活とソビエト人の勇気を描いた作品が多い。代表作に中編『鶴の叫び』 Zhuravlinyi krik (1960) ,短編『人間の死』 Smert' Cheloveka (1957) などがある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブイコフ
ぶいこふ
Василий Владимирович Быков Vasiliy Vladimirovich Bkov
(1924―2003)

ベラルーシ共和国の小説家。ビテプスク州の農村で生まれる。第二次世界大戦に応召。前線で一兵士として青春を過ごした。自己の戦争体験の意味を問い、無名の兵士の目で戦場の日常を描いた短編『人間の死』(1957)、中編『鶴(つる)の叫び』(1960)で作家的地位を確立。代表作『死者に痛みはない』(1966)は、スターリン批判を頂点とするソ連の戦後社会の動向を踏まえて戦争体験を追求し、ソ連の体制を鋭く批判する問題作。ソ連共産党からの厳しい批判を受けたが、つねに自己の主題に忠実であった。中編『オベリスク』(1972)、『夜明けまで生き延びよ』を書き、74年にソ連国家賞を受賞。戦争体験を兵士の視点から書き続け、『生きて戻らず』(1978)、『貧困のしるし』(1986)でレーニン文学賞を受賞。88年海外移住。2003年6月チェコからベラルーシに帰国。[水野忠夫]
『水野忠夫訳『死者に痛みはない』(『新しいソビエトの文学』所収・1967・勁草書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ブイコフの関連キーワード高校野球父を売る子フランス映画甲子園球場リニューアル阪神甲子園球場リニューアル金大中オリンピックギュムリコフカサンクト・ペテルブルク

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ブイコフの関連情報