ブルジョア民主主義(読み)ブルジョアみんしゅしゅぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルジョア民主主義
ブルジョアみんしゅしゅぎ

労働者階級の全面的解放を目指すプロレタリア民主主義に対峙させて,資本主義社会における市民の政治的自由の保障を根幹とした民主的思潮と運動を概括的に表現したもの。こうした理解からすると近代市民革命は,ブルジョアジー封建制度桎梏を打破するためのブルジョア革命であることが強調され,それを経て具体化された政治諸制度の形式性が主張される。しかし,その歴史的所産である人権規定に関しては,普遍的に妥当する理念として積極的に評価されることが多い。

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百科事典マイペディアの解説

ブルジョア民主主義【ブルジョアみんしゅしゅぎ】

ブルジョア革命がめざした民主主義は,結局ブルジョアジーの立場からの民主主義にすぎないという,主として社会主義の側からの規定。ブルジョア革命労働者階級の参政権を認めず,私有財産権の不可侵を基本とし,政治的自由権のみを重視して経済的平等を無視していることなどに対する批判をこめて用いられる。
→関連項目32年テーゼ市民革命シュミット新民主主義27年テーゼ民主主義

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大辞林 第三版の解説

ブルジョアみんしゅしゅぎ【ブルジョア民主主義】

自由競争と私有財産制を基礎にした民主主義。ブルジョア革命によって成立した民主主義はブルジョアジーの階級支配の道具となっているとして、マルクス主義者が批判的に用いる語。

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