精選版 日本国語大辞典 「ブログ」の意味・読み・例文・類語
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継続して更新される日記形式のウェブサイト(ホームページ)の総称。また、そうした個人の日記形式のサイトを公開するためのソフトウェアや、それを使ったサービス名称をもいう。ウェブログweblog(「ウェブ上に残される記録」の意)が短縮されブログと称されるようになった。
1990年代後半から個人の日記を公開するウェブサイトが増え始め、そうしたウェブログ作成の支援サイト、専用ツールが登場したこともあってブログが続々と開設され、ウェブサイトの一形態として一般化した。ブログが広まった背景には、インターネットの普及により、多くの人々に対しマスメディアを通さずに、個人の意見や専門的な知識を伝えることができるようになったことがある。とくにアメリカでは2001年9月の同時多発テロをきっかけに急速に広まったといわれる。
内容は政治・社会問題に言及するジャーナリスティックなものから、個人的に興味のある、いわば趣味的な話題に関するもの、日々の雑感を記した日記風のものなど多様である。定期または不定期に更新され、時系列配置で最新の記事がトップに表示される。
ブログ作成用ツールが登場するまで、個人でインターネットのホームページをもち、日記のように日々のできごとなどをつづるためには、HTMLというウェブ表示用のマークアップ言語を学習しなければならなかった。また、写真などを表示させるためにはある程度の技術知識が必要であった。しかし、ブログツールを使ったり、ブログ専門サイトに登録すればそうした技術的な知識がいっさい不要になり、コンテンツ(記事内容)だけを書いたり、写真をサーバーにアップロードするだけで、簡単にホームページを作成することができる。携帯電話などのモバイル端末からの更新も容易にできるようになった。また、特徴的な機能としてトラックバックという仕組みが用意されている。従来のホームページでは、他のホームページにリンクをつけてもらいたければ、相手のホームページ所有者に依頼して自分へのリンクを設定してもらわなければならなかったが、トラックバックではリンクされたい側が自分でブログサイトに対してリンクを設定できるようになっている。この仕組みがあることで、関連する話題を扱うブログサイトどうしがリンクされあうことになり、情報へたどりつくための方法が変わることになった。
ブログソフトウェアで有名なものの一つにアメリカ・シックス・アパート社が開発したMovable Type(ムーバブルタイプ)というものがある。自分でサーバーをもち、インストールするなど、作動させるまでには技術的な知識も必要となるが、最近ではインターネットサービスプロバイダー(ISP)がムーバブルタイプを使ったブログサービスを開始していて、だれもが簡単に参加できるようになっている。
[中島由弘]
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(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)
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