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プナカ Punakha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プナカ
Punakha

ブータンの古都。ブータン西部,首都ティンプーの北東約 26km,モ川とポ川の合流点に開けた河谷平野にある。標高約 1000mで比較的温暖であり,水田が広がり,ミカンやマンゴーが実る。ブータン最初の最高位僧であり,俗界にも力をもったシャプドゥン・リンポチェの建てた由緒あるゾン (城塞) を中心とする。ゾンには地方行政庁と僧院がおかれ,冬季にはブータン最高位僧ジェイ・ケンポの一行が住むほか,強風に見舞われるティンプーを避けて来住する人が多い。このため外国では長らく「首都」あるいは「冬の首都」と考えられてきた。人口 1100 (1982推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

プナカ(Punakha)

ブータン西部、プナカ県の都市。標高が約1400メートルと低く、気温が高い。17世紀前半、建国の父と称されるシャプトゥン(ガワン=ナムゲル)がプナカゾンという城を建造。1955年にティンプーが通年の首都になるまでの約300年あまり、冬の首都が置かれた。

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百科事典マイペディアの解説

プナカ

ブータンの旧首都。同国西部,ヒマラヤ山脈南麓,マチュー川河岸の要塞都市。1577年創建。仏教寺院が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プナカ
ぷなか
Punakha

ブータンの旧首都。西ブータンの谷間に広がる盆地に位置する。標高が1400メートルと低いため、気温が高く、亜熱帯植物が自生する。人口2万1000(2002推計)。1637年、高僧ガワン・ナムゲルがポ・チュー川とモ・チュー川の合流点に壮大なプナカ・ゾン(城)を建て、以来プナカはブータンの宗教および政治の中心地であった。現在でもチベット仏教(ラマ教)の最高僧は夏は首都ティンプーに、冬はプナカに滞在する。水田が広がる静かな秘境の町である。[西岡京治・西岡里子]

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