ヘイグ(Douglas Haig, 1st Earl Haig)(読み)へいぐ(英語表記)Douglas Haig, 1st Earl Haig

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ヘイグ(Douglas Haig, 1st Earl Haig)
へいぐ
Douglas Haig, 1st Earl Haig
(1861―1928)

イギリス軍人陸軍士官学校で学び、南アフリカ戦争ブーア戦争)に従軍後、インド勤務などを経て、第一次世界大戦中1915年12月にフランス派遣軍総司令官に就任した。大量の火器による攻撃歩兵騎兵による攻撃とを組み合わせて、西部戦線のドイツ軍を打ち破れると確信していたが、ソンムの戦いイーペルの戦いで多くの犠牲者を出すのみに終わった。戦後は国内軍総司令官、イギリス在郷軍人会会長を務めた。

[木畑洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android