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ヘキソキナーゼ

世界大百科事典 第2版の解説

ヘキソキナーゼ【hexokinase】

糖代謝に関与する酵素。ヘキソース(六炭糖)の6位の炭素にATPのリン酸基を付加する次のリン酸化反応を触媒する。この反応は解糖作用の初期段階に位置し,Mg2+,Mn2+などの2価イオンを必要とする。肝臓や筋肉,脳,酵母などのような糖代謝の盛んな細胞に多く分布する。反応はSH試薬(SH基と反応して酵素の機能を抑制する試薬),とくにヒ素で阻害される。酵母では結晶が得られ,分子量は約12万で,二つのサブユニットから成立する。

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