ヘレンケラー

共同通信ニュース用語解説 「ヘレンケラー」の解説

ヘレン・ケラー

社会福祉事業家。1880年米アラバマ州生まれ。幼少時に原因不明の熱病のため視力聴力を失い、話すこともできなくなる三重苦を負った。6歳の時、生涯の師であり、友人となった女性家庭教師アン・サリバンと出会い、並外れた努力の末、大学を卒業身体障害者教育、福祉のため世界各地を奔走したほか男女平等、人種差別反対、反戦活動など幅広い分野で活躍した。1937年、48年、55年の3回訪日した。68年6月、死去。(ニューヨーク共同)

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旺文社世界史事典 三訂版 「ヘレンケラー」の解説

ヘレン=ケラー
Helen Adams Keller

1880〜1968
アメリカの社会福祉事業家・著述家
1歳7か月で盲聾啞 (もうろうあ) となったが,6歳のときサリバン女史に読み書きを習い,のち大学を卒業。身体障害者の福祉改善,社会の責任自覚を訴え,「三重苦の聖女」として尊敬を集めた。日本にも1937・48・55年と3度訪れ,感銘を与えた。

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改訂新版 世界大百科事典 「ヘレンケラー」の意味・わかりやすい解説

ヘレン・ケラー

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367日誕生日大事典 「ヘレンケラー」の解説

ヘレン ケラー

生年月日:1880年6月27日
アメリカの福祉活動家;著述家
1968年没

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘレンケラー」の意味・わかりやすい解説

ヘレン・ケラー

「ケラー」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のヘレンケラーの言及

【岩橋武夫】より

…帰国後,関西学院大学などで教鞭をとる一方,1935年日本で最初,世界で13番目の盲人福祉施設,ライトハウスを大阪に創設した。その間2度の渡米により,ヘレン・ケラーと親交を結び,ヘレン・ケラー日本招待に尽力した。第2次大戦後,身体障害者福祉法成立以前の被占領期にあっては,連合国最高司令官総司令部の障害者政策の基盤づくりに高木憲次(1889‐1963)らとともに協力した。…

※「ヘレンケラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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