コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ベルクマンの規則 ベルクマンのきそく Bergmann's rule

2件 の用語解説(ベルクマンの規則の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルクマンの規則
ベルクマンのきそく
Bergmann's rule

同種の定温動物において,寒冷地に生活するものは温暖地のものより体が大きい,また近縁の異種間において寒冷地にはより大きな種が分布するという説。ドイツの動物学者 C.ベルクマンが唱えた (1847) もので,これは体重に対する体表面積の割合を減じて,寒地で熱放散を少くするという適応的意味をもつと説明されている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルクマンの規則
べるくまんのきそく
Bergmann's rule

動物の体部の大きさと気候条件の間に存在する規則の一つ。同種の定温動物では寒冷な地方に生息する個体のほうが、温暖な地方に生息するものより体積が大きい現象をいう。ベルクマンにより明らかにされた規則(1847)で、体積が大きければそれだけ表面積が相対的に減少するために、体熱の損失が軽減されるという、一種の適応的現象として説明される。[八杉貞雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のベルクマンの規則の言及

【温度適応】より

…放熱量は体表面積にほぼ比例するから,低温環境では小型の動物ほど単位体重あたりの産熱量は多くなければならない。寒冷地にすむ定温動物は体が大きくなり(ベルクマンの規則),耳,吻,尾,四肢などの突出部が小さくなる(アレンの規則)傾向があるともいわれる。コウモリ,シマリス,ヤマネ,ハムスターなどにみられる冬眠や鳥の渡りも低温に対する適応である。…

【小進化】より

…この現象は〈グロージャーの規則Gloger’s rule〉と呼ばれる。また同じく鳥や哺乳類では,冷涼な気候下にすむものは温暖な気候下にすむものよりも体が大きいという傾向もあり,これは,〈ベルクマンの規則Bergmann’s rule〉と呼ばれる。この二つの傾向は明らかに気候との関連で発達してきたものであるが,地理変異の中には気候とは無関係に生じているものもある。…

※「ベルクマンの規則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ベルクマンの規則の関連キーワードアレンの規則温血動物恒温動物定温動物高冷地生息等温動物ベルグマンの規則アレンの法則(生物学)ベルクマンの法則

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone