ベレズニキ(読み)べれずにき(英語表記)Березники/Berezniki

日本大百科全書(ニッポニカ)「ベレズニキ」の解説

ベレズニキ
べれずにき
Березники/Berezniki

ロシア連邦中部、ウラル地方、ペルミ州にある化学工業都市。人口18万2200(1999)。カマ川沿岸の河港都市で、地元の岩塩、カリ塩を利用する大規模な化学工業が1930年代初めにおこされ、その後数次にわたって拡張された。窒素肥料、ソーダ、医薬品などを製造し、北約26キロメートルのソリカムスクとともに大化学工業地帯を形成している。ロシア革命(1917)後、計画的につくられた市は、河岸の工場地帯から住宅地が分離し、ウラルでもっとも清潔で、住みやすい都市の一つといわれる。1933年まではウソリエ・ソリカムスコエУсолье‐Соликамское/Usol'e-Solikamskoeといった。

[中村泰三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ベレズニキ」の解説

ベレズニキ
Berezniki

ロシア中西部,ペルミ地方の都市。ペルミの北約 160km,カマ川左岸に位置する河港都市。地元に大規模な岩塩,カリウム塩の鉱床があり,これを元にロシア有数の化学工業都市に発展,窒素肥料硝酸硫酸,ソーダ,染料塗料,医薬品などの製造が盛んである。マグネシウム,チタン冶金も行なわれる。ペルミと鉄道,ハイウェーで連絡。人口 15万6512(2010)。

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