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ベーデ Bede

翻訳|Bede

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベーデ
Bede

12世紀頃から,ドイツのすべての領邦で取立てられた一種の直接税中高ドイツ語ではビッテといい,ほかにシャッツ,ショースなどの異名もある。荘園領主地代とは異なり,領邦君主が公的支配権に基づいて随時徴収するもので,その対象はおもに領邦内のあらゆる農民と市民。貴族は最初免除されていたが,15世紀以来,次第にベーデが貴族の財産にもかけられるようになった。ほぼフランスのタイユに相当するもので,19世紀以降,近代的税制の確立とともに廃止された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベーデ【Bede】

〈懇願〉を意味する中世低地ドイツ語(高地ドイツ語のビッテBitteに対応)で,元来は各種の支配権者が必要に応じてそのつど領民に〈懇請〉した臨時の上納金。国王や領邦君主のほか土地領主,裁判領主,教会財団のフォークトも徴収した反面,王権やその代行者であるグラーフの場合も,王国全域からではなく,王領地農民や帝国都市から徴収したにすぎない。王権については13世紀以降,帝国都市からのベーデ収入は頭打ちとなり,15世紀末に導入された帝国一般税も領邦単位の分担金にとどまった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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