ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペンシルバニア炭田」の意味・わかりやすい解説 ペンシルバニア炭田ペンシルバニアたんでんPennsylvania coal field アメリカ合衆国東部のアパラチア山脈に沿うアパラチア炭田の北端に属する炭田。高揮発分から低揮発分までの原料炭と無煙炭が存在するが,硫黄分が 0.7~3.6%でやや高い。アパラチア炭田の総埋蔵量 3070億tのうち,ペンシルバニア炭田のそれは 696億tで約 23%を占めている。大部分は坑内掘りで露天掘りはきわめて少量。州西部の都市ピッツバーグは石炭その他の天然資源を原料とする重工業都市として繁栄していたが,ハイテク産業などを中心とした産業のリストラクチャリングも進行はじめた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by