ホセ カレーラス(英語表記)José Careras

20世紀西洋人名事典の解説

ホセ カレーラス
José Careras


1946.12.15 -
スペインのテノール歌手。
バルセロナ(スペイン)生まれ。
10歳の時にバルセロナ歌劇場で、ホセ・イトゥルビの指揮でファリャの「ペドロ親方の人形芝居」の口上語りの少年役をやりデビュー。’68年モンセラート・カバリェにその才能と美声を認められ、同劇場で正式デビュー。’71年ヴェルディ国際声楽コンクールで優勝し、それがきっかけとなり、各地の歌劇場から招待される。’72年ニューヨークシティオペラのメンバーとなり、’73年にはイタリア歌劇団に加わり初来日。生まれながらに備えられたスター性と、少年のような愛らしいマスク、無理のない美声の中に情熱的な迫力を加えた歌声は、観客を魅了する。パヴァロッティドミンゴとともに“世界3大テノール歌手”の一人。’87年白血病で倒れたが奇跡的に回復、「ホセ・カレーラス白血病抑制基金」を設立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典の解説

ホセ カレーラス

生年月日:1946年12月15日
スペインのテノール歌手

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

現代外国人名録2016の解説

ホセ カレーラス
José Carreras

職業・肩書
テノール歌手

国籍
スペイン

生年月日
1946年

出生地
バルセロナ

本名
カレーラス,ホセ・マリア〈Carreras,José María〉

学歴
バルセロナ高等音楽院

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章

受賞
グラミー賞(ミュージカルショーアルバム賞,第28回)〔1985年〕「ウェストサイド物語」,国際クラシック音楽アワード優秀アーティスト賞(第2回,1993年度),グラミー賞〔1991年〕,ローレンス・オリビエ賞〔1993年〕,シュヴァイツァー音楽賞〔1996年〕,ヴェルディ国際声楽コンクール第1位〔1971年〕

経歴
はじめピアノを中心に音楽教育を受ける。バルセロナ高等音楽院でハイメ・フランシスコ・プイグに声楽を学び、モンセラット・カバリェに認められて1968年同地のリセウ劇場で歌手デビュー。’71年ヴェルディ国際声楽コンクール第1位。’74年のメトロポリタン歌劇場で成功を収め、急速に知名度を高める。端正かつ情熱的な歌唱で幅広い人気を集める。以後欧米各地の歌劇場、音楽祭で活躍、コンサートやリサイタル活動にも力を入れていたが、’87年7月白血病で倒れた。同年11月米国シアトルで骨髄移植手術を受け奇跡的に回復。’88年7月故郷バルセロナで復帰コンサート、続く9月ウィーン国立歌劇場でリサイタルを開き、世界中の話題を呼んだ。復活後、“ホセ・カレーラス国際白血病財団”を設立、音楽活動のかたわら白血病の治療・研究のための募金活動を続ける。ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴとともに“三大テノール”と称され、’90年サッカーW杯イタリア大会の時に、初の三大テノール公演を開催。以来、’94年、’98年、2002年W杯でも続けた。1992年バルセロナ五輪の音楽監督を務め、開会式に登場して花を添えた。2008年6月演奏活動50周年を記念し、バルセロナのリセウ大劇場でリサイタルを行う。著書に「自伝ホセ・カレーラス―奇跡の復活」がある。1973年初来日。以後、’96年の三大テノール公演などで来日多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

犯人蔵匿罪

罰金以上の刑にあたる犯罪を犯した犯人または拘禁中に逃走した被拘禁者を蔵匿したり,隠避させる罪 (刑法 103) 。蔵匿とは,隠れる場所を提供することによって,隠避とは,逃走資金や変装用具などを提供する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ホセ カレーラスの関連情報