ホルスタイン(英語表記)〈ドイツ〉Holstein

大辞林 第三版の解説

ホルスタイン【Holstein】

ウシの一品種。オランダ原産の代表的乳牛。雌は体高約140センチメートル、体重650キログラムほどで、雄は一回り大きい。毛色は白と黒のまだらで、乳房が大きく、乳量が非常に多い。全世界で飼育。ホルスタインフリージアン。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホルスタイン
ほるすたいん
Holstein

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。家畜ウシの一品種で、オランダおよびドイツ北部原産の代表的な黒白斑(はん)の乳牛である。ドイツで泌乳能力と産肉性の両者について改良された黒白斑牛Schwarz Bunteがヨーロッパ各国へ広まり、デンマーク黒白斑牛Danish Black and White、ピエノアールPie-Noireなどが成立した。イギリスではオランダの黒白斑牛の泌乳能力が改良され、ブリティッシュフリーシアンBritish Friesianが成立した。アメリカではドイツから輸入したホルスタインとオランダのフリーシアンを合併してホルスタインフリーシアンHolstein-Friesianとし、乳用種として改良した。日本では1885年(明治18)に初めてアメリカのホルスタイン協会から輸入したので協会の名称をとってこれをホルスタインと称し、それ以後世界各国から各種の種牛が多数輸入されて改良が行われてきたが、これらすべての黒白斑牛を総称して単にホルスタインとよんでいる。毛色は赤白斑もまれにみられる。大形で、乳量は乳用種では最高の年約6000キロ、乳脂率は3.4%でやや低い。[西田恂子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

ホルスタイン

〘名〙 (Holstein) ウシの品種。ドイツのホルシュタインおよびオランダのフリースラント地方原産。「乳牛の王」と呼ばれる代表的な乳牛種で、毛色は白黒のぶち。全世界で広く飼育。日本の乳牛の九割以上を占めている。フリージアン。
※風俗画報‐一七七号(1898)北辰社「カルンゼー、ヱーシャヤー、デボン、短角、ホルスタイン等の乳質より勝り滋養分多く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

リテラシー

1 読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。2 コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー3 情報機器を利用して、膨大な情報の中か...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ホルスタインの関連情報