ボードゲーム(英語表記)board game

翻訳|board game

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

盤上で,カード,さいころチップなどを動かして勝敗を競うゲームの総称。テレビゲームやコンピュータ・ゲームに対して,プレーヤーが実際に盤を囲んで楽しむゲームをさす。将棋チェスオセロ麻雀バックギャモンすごろくなど各種ある。ゲームのテーマは時代とともに変化し,軍事作戦や会社の経営を再現したシミュレーションゲームも登場している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボード(盤)上で駒や札を動かすなどして競う遊技の総称。将棋、チェス、碁、リバーシ(オセロゲーム)をはじめ、サイコロを使って駒を進めながら遊ぶ双六(すごろく)なども含まれる。ボードゲームは世界各国に存在し、その多くは、遊びながらルールを理解できるようなわかりやすいものが多い。架空の資産や武器、通貨などを所有・活用して、いずれかのプレーヤーが目的を達するとゲームが終わるものが一般的である。アメリカで考案された不動産取引ゲームの「モノポリーMonopoly」、フランスで生まれた戦争ゲームの「リスクRisk」などは世界的に人気がある。また、1960年にアメリカで登場した「THE GAME OF LIFE」は日本で1968年(昭和43)に「人生ゲーム」として発売され、シリーズ50作品を超えるロングヒットになっている。1995年にドイツで発売された無人島の開拓者同士が成功を競い合う「カタンの開拓者たちDie Siedler von Catan」は、近年のヨーロッパ生まれのボードゲームブームの火付け役となった。

 ボードゲームの発祥は古く、もっとも古いものは、エジプト王朝誕生前の紀元前3500年ごろの遺跡から発掘された「Senet(セネト)」と推定されている。これは2人で駒を競争させて遊ぶものであったといわれているが、そのルールは分かっていない。

 ボードゲームは、複数のプレーヤーが盤を囲んで一緒に遊ぶ楽しさが再認識され、子供から大人まで幅広く人気を集めている。また、家庭用ゲーム機やオンラインゲームなどをボードゲームと合体させ、一つのゲームで複数の遊び方やルールを提供するものも増えている。ボードゲームが子供の社会性や人格をはぐくむうえで良好な効果があるという見方もあり、学校の授業に取り入れる動きもある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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