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ポリノジック polynosic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポリノジック
polynosic

特殊レーヨンステープルの一種。普通のレーヨンステープル,つまりスフを木綿の性質に近づけるように改良したもの。普通のレーヨンステープルに比較して重合度が高く,緻密で均一な構造をもち湿潤強度が高く,伸度は低い。また耐水性,耐アルカリ性がすぐれている。衣料用人造繊維のうちで最良の品質といわれ,細番手の高級織物などにも利用されるほか,綿,麻,ポリエステルなどと混紡して用いられる。

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大辞林 第三版の解説

ポリノジック【polynosic】

木材パルプを原料とするセルロース系の再生繊維。綿と混紡して下着などとする。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポリノジック
ぽりのじっく
polynosic

再生繊維の一種で高級レーヨン(再生セルロース繊維)である。普通レーヨンと同様、木材パルプを原料として製造される。この繊維の原形の一つは、立川正三の発明した虎木綿(とらもめん)である。また、アメリカのエンカ社などの商品名でもある。平均重合度400以上で比較的結晶度が高く、断面が均一で円形のレーヨンである。一般のレーヨンよりも強度とくに湿潤時の強度が大きく、洗濯時の寸法安定が良好である。[垣内 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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