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マクォーリー Macquarie, Lachlan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マクォーリー
Macquarie, Lachlan

[生]1761.1.31. アーガイルシャー,ウルバー
[没]1824.7.1. ロンドン
イギリスの植民地行政官。マコーリーとも表記される。 1776~1807年イギリス軍人として世界各地で勤務し,09~21年オーストラリアのニューサウスウェールズ植民地の総督に就任。在任中は,公共建造物,道路の建設,銀行の創設,探検と牧畜業の奨励を行い,通貨を流通させた。また徒刑囚の釈放を早め,刑期満了者 (→エマンシピスト ) にチャンスを与える政策をとった。しかし彼の施政は自由植民者側の反感を招き,21年リコールされ,イギリスに引退。

マクォーリー
Macquarrie, John

[生]1919.6.27. レンフルー
[没]2007.5.28. オックスフォード
イギリスの神学者。マコーリーとも表記される。グラスゴー大学に学び,スコットランド長老派教会牧師 (1948~53) を務め,1962~70年ニューヨーク市ユニオン神学校にポール・ティリヒの後任として組織神学の教授となる。その間にアングリカン・チャーチ (イギリス国教会) に転向。 1970年オックスフォード大学のレディー・マーガレット神学教授となり,クライストチャーチの説教者を兼任。神学者として国際的な評価を得たが,マルチン・ハイデガーの『存在と時間』の英訳者としても知られる。 1977年訪日。主著"The Scope of Demythologising" (1950) ,"An Existentialist Theology" (1956) ,"Studies in Christian Existentialism" (1965) ,"The Faith of the People of God" (1972) 。また編著としては"Contemporary Religious Thinkers" (1968) などがある。

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