マクラメ(英語表記)macramé

  • 〈フランス〉macramé
  • フランス

翻訳|macrame

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

何本かの細紐などを手で結び,幾何学的な模様をつくる手芸一種アラビアに始り,15世紀以来おもにスペインイタリアでつくられた。細い糸による場合はレースとして衣服装飾ショールなどに,太い場合はテーブル掛けカーテンなどの飾りとして用いられる。じょうぶな糸で,バッグ類にも応用される。日本でも古くから鞍敷や縄のれんなどにその手法が用いられていた。

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百科事典マイペディアの解説

レース編みの一種。マクラメ・レース,アラビアン・ノッテッド・ワークともいう。マクラメは装飾のふさ組紐(ひも)を意味するアラビア語ミクラマ,トルコ語のマクラマ(タオル)に由来する。用具はマクラメ用クッション,丈夫なピン,金属製のくしなどで,マクラメ・コード(撚りの強いレース糸)のほか最近はビニル紐も多く用いられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ノッテッド・レースの一種で,マクラメ・レース,アラビアン・ノッテッド・ワークともいう。紐類を結びながらレース状にする手芸の技法で,もとはアラビアのラクダにつける麻袋の房結びから発達したとされている。名称はアラビア語のミクラマmiqrama(組紐),トルコ語のマクラマmakrama(タオル)に由来する。8世紀ころムーア人が中東からスペインへ,12世紀ころには十字軍によってイタリアへも伝えられ,寺院の装飾品や僧服の房飾などに用いられた。

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大辞林 第三版の解説

糸やひもなどを指先で結んでいろいろな模様に編むもの。のれん・ベルト・テーブル掛けなどに応用。アラビアから起こった。マクラメ編み。マクラメレース。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (macramé) リリヤーン糸、絹糸、ビニールの紐などを結び合わせて色々な模様を作るもので、通例は幾何学模様。テーブルセンター、カーテン、ベルト、袋物などに応用する。アラビアの房結びから発達。マクラメレース。
※橋(1927)〈池谷信三郎〉四「マクラメの手提袋の中へ無雑作に紙幣(さつ)束を押し込むと」

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