マグネシア(英語表記)Magnēsia

翻訳|magnesia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マグネシア
Magnēsia

(1) 古代テッサリア東部の地方名。 (2) 小アジアにあった同名の2つの都市。その一つは小アジア西岸マイアンドロス川支流域に位置し,リュディア,のちアケメネス朝ペルシアに属したが,アルタクセルクセス1世ギリシアの将軍テミストクレスにこの町を贈与した。神殿や公共建造物が発掘されている。もう一つはヘルモス川南の肥沃な谷間にあったリュディアの都市。前 190年この地でスキピオ・アシアチクス指揮下のローマ軍がセレウコス朝シリアの王アンチオコス3世を破った戦いは有名。

マグネシア

酸化マグネシウム」のページをご覧ください。

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精選版 日本国語大辞典の解説

マグネシア

〘名〙 (magnesia ギリシア北部、テッサリア地方東部の地名マグネシアに由来)
① 酸化マグネシウムの慣用名
※泰西方鑑(1829‐34)二「麻倔涅失亜(マグネシア)
※桐の花(1913)〈北原白秋〉昼の思「真昼マグネシヤの幻光の中に幽かな黄昏の思想を慕ひ」

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世界大百科事典内のマグネシアの言及

【酸化マグネシウム】より

…化学式MgO。マグネシアmagnesia,苦土ともいう。金属マグネシウム,炭酸マグネシウム,硝酸マグネシウムなどを熱すると得られる。…

【耐火煉瓦】より

…したがって,耐火煉瓦工業は,粉粒体の耐火原料を使って一定の形状をもつ煉瓦を造りあげる造形技術で,その基本は原料のもつ必要特性を煉瓦組織として完成させることにある。耐火煉瓦の原料の多くは天然原料で,これには,(1)ケイ石,蠟石,耐火粘土,ケイ線石(シリマナイト),クロム鉄鉱,ジルコン,黒鉛などを採鉱,選別,粉砕し,焼成せずに直接使用するものと,(2)耐火粘土,ボーキサイト,マグネサイト鉱,ドロマイト鉱などのように,あらかじめ焼成し,収縮を除去して,それぞれシャモット,焼ボーキサイト,マグネシアクリンカー,ドロマイトクリンカーとして使用する加工原料とがある。一方,高純度,高性能の原料として,最近,人工合成原料の重要性が増してきている。…

※「マグネシア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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