ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マツブサ科」の意味・わかりやすい解説
マツブサ科
マツブサか
Schisandraceae
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双子葉植物、離弁花類。マツブサ属Schisandra約25種と、サネカズラ属Kadsura約20種の2属からなる藤本(とうほん)(つる植物)。前者は落葉性で果托(かたく)は著しく伸長するが、後者は常緑で果托は球形。花被片(かひへん)、雄しべ、雌しべは多数が螺旋(らせん)配列し、広義のモクレン目に分類された。雄しべは普通互いに合着する。一般に雌雄異株とされるが、実際には雌雄同株であったり、性転換することもある。東アジアから東南アジアに広く分布し、マツブサ属の1種が北アメリカ南東部に隔離分布する。果実は強壮薬などに利用する。APG分類ではシキミ科もマツブサ科にまとめられ、アウストロバイレヤ目(シキミ目)を構成する。
[植田邦彦 2018年7月20日]
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