コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マリア・マグダレーネ マリア・マグダレーネ Maria Magdalene

2件 の用語解説(マリア・マグダレーネの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マリア・マグダレーネ
マリア・マグダレーネ
Maria Magdalene

ドイツの詩人,劇作家 C.F.ヘッベルの戯曲。3幕の悲劇。 1844年刊,46年初演。指物師の娘クララは妊娠して捨てられ,市民社会の既成のモラルに縛られた父親の自尊心,名誉心を傷つけまいと自殺する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マリア・マグダレーネ
まりあまぐだれーね
Maria Magdalene

ドイツの劇作家ヘッベル市民悲劇。1844年初演。作者の修業時代滞在したミュンヘンの恋愛体験に想を得る。主題は、小市民社会の偏狭な倫理のもたらす悪弊の糾弾で、イプセンの社会劇の先駆といえる。指物師(さしものし)アントンは頑固者だが人情家の一面も備える。彼の道徳律を支配するのは世間体で、ほかのすべての登場人物も同様である。無情な男に捨てられ、父への申し訳なさから自殺する娘のクラーラも例外ではない。この悲劇の主人公に、イエスに救われる罪の女(マグダラのマリア)の名を与えたところに、作者の深い意図が読み取れよう。[谷口 茂]
『鼓常良訳『マリーア・マグダレーナ』(岩波文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マリア・マグダレーネの関連キーワードクラブントゲッベルス西ドイツヘッセヘッベルキンダーガーテン統一ドイツドイツの小さな町ハッベル,C.ルッベルス,R.F.M.

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone