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マルチ商法 マルチしょうほう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルチ商法
マルチしょうほう

マルチ・レベルマーケティングシステム multilevel marketing systemの略称。通常,訪問販売の方法により行なわれるが,ねずみ算式に販売員を増やしていくため「ねずみセールス」と呼ばれることもある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

マルチ商法

商品購入者が新たな次の購入者を勧誘し、ピラミッド形に販売網を拡大していく商烹連鎖販売取引とも呼ばれる。取り扱われる商品は、化粧品や健康食品・器具などがある。金品の配当だけを目的とする「ねずみ講」(無限連鎖講)とは異なり、合法とされている。ただ、販売目的を告げずに勧誘したり、収益の見通しなどについて虚偽の説明をしたりする行為は特定商取引法で禁じられている。

(2011-01-13 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

マルチ‐しょうほう〔‐シヤウハフ〕【マルチ商法】

multilevel marketing plan》販売会社に加盟している独立の販売員が新しい販売員をねずみ算式に増やしながら商品を販売する方法。販売員の勧誘に成功した者は昇進し、報奨金を得る。加盟者と消費者に被害が生じることがあるため、特定商取引法で勧誘方法や広告方法などについて厳しく規制される。連鎖販売取引。ネットワークビジネス。MLM(multilevel marketing)。下位の販売員を増やしていく図がピラミッド形に似ることから、ピラミッド商法ともいう。
[補説]ねずみ算式に会員を増やしていく点で、違法であるねずみ講(無限連鎖講)と似るが、集めたお金を配当するだけのねずみ講とは商品を販売する点で区別される。

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百科事典マイペディアの解説

マルチ商法【マルチしょうほう】

マルチレベル・マーケティング・プランの略。本部会社と独立の加盟者(販売員)が,次々に他の者を販売組織に加盟させ,組織をネズミ算式に拡大して,本部会社が指定する商品・サービスを流通させる特殊な市場開発戦略。

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大辞林 第三版の解説

マルチしょうほう【マルチ商法】

加入者が他の者を次々と組織に加入させることにより、販売組織を拡大させていく販売方法。ねずみ講に類似し、特定商取引法により規制される。連鎖販売取引。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルチ商法
まるちしょうほう

多層販売法multi-level marketing planの略式訳語。ピラミッド販売pyramid salesともいい、俗にねずみ講式販売とか人狩り商法ともいう。販売会社が加盟者に商品を卸す形で発足するが、加盟者が販売員となって新加盟者を連れてくると元の加盟者は昇進し(これをリクルートという)、報奨を得ることができる。このようにして次から次へと加盟者を増やす活動が反復され、組織は雪だるま式に膨張する。このような拡大の推進力となる報奨は、自分が連れてきた新加盟者の支払う加盟金の一部または全部、もしくは新加盟者の商品仕入れによる卸売利益のうちの勧誘成功報酬分である。このような商法は、物が売れるか否かに関係なく組織が拡大し、組織の拡大につれて上層部の人間はいながらにして金銭を手にするのに対し、末端加盟者は在庫を抱えざるをえないなど、人口が無限にいない限り、最末端加盟者や消費者に被害を生み出すことになる。日本では昭和40年代に流行したが、組織拡大の行き詰まりによる被害者の増加、取扱商品の欠陥などのトラブルが多発したため、1976年(昭和51)訪問販売法が制定され、同法により連鎖販売取引という名称のもとに厳しく規制されることになった。1980年3月、大阪地方裁判所は、マルチ商法を行った会社に対する被害者の損害賠償請求訴訟について、マルチ商法を違法とし民事賠償を命ずる判決を初めて下した。なお訪問販売法は、2000年(平成12)に特定商取引法(昭和51年法律第57号)に改称された。また同法とは別にねずみ講禁止法(昭和53年法律第101号)が施行され、商取引を伴わないねずみ講も禁止されている。[森本三男]

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世界大百科事典内のマルチ商法の言及

【訪問販売等に関する法律】より

…小売業のもっとも普通の形態は,販売業者が店舗をかまえ,来店した消費者に販売する〈店舗販売〉である。これに対し,近時,店舗を使用しない訪問販売通信販売・電話勧誘販売が大規模に行われ,広く普及するようになり,さらに連鎖販売,いわゆるマルチ商法も出現して消費者との間でトラブルを生ずるようになった。これらの販売形態を総称して〈無店舗販売〉とか〈特殊販売〉というが,訪問販売・通信販売・電話勧誘販売とマルチ商法とでは,その性格はまったく異なる。…

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