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マンゴルト マンゴルトMangoldt,Hans Karl Emil von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンゴルト
Mangoldt,Hans Karl Emil von

[生]1824.6.9. ドレスデン
[没]1868.4.19. ビーズバーデン
ドイツの経済学者。テュービンゲン大学で学位を取得したのちゲッティンゲン大学を経て 1862年フライブルク大学教授に就任。主著は『国民経済学要綱』 Grundrißder Volkswirtschaftslehre (1863) 。同書は序論,生産論,流通論,分配論,消費論から構成され,イギリス古典派経済学の成果をも吸収した理論的な著書である。特にマンゴルトは,生産の増加に伴う収穫の逓減 (生産費用の逓増) ,収穫の逓増 (生産費用の逓減) について明確な叙述を与えており,今日の生産理論の見地からも高く評価されている。また需要曲線,供給曲線の形状によっては,均衡点が複数存在する事例が排除できないことも指摘している。ほかに『企業者利潤の理論』 Die Lehre vom Unternehmergewinn (55) がよく知られている。

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世界大百科事典 第2版の解説

マンゴルト【Otto Mangold】

1891‐1962
ドイツの発生学者。フライブルク大学でH.シュペーマンに学ぶ。同大学講師,ベルリン大学講師,助教授,カイザー・ウィルヘルム協会の研究所員を経てエルランゲン大学教授,フライブルク大学教授,学長を歴任。両生類を用い広く実験発生学的研究を行った。そして,2個の初期胚を融合させると巨大胚が得られることや,神経板は別の胚に移植すると神経板を誘導すること(同型誘導)を見いだし,原腸胚各部域の発生能を明らかにした。

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