コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マンスーラ マンスーラAl-Manṣūrah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マンスーラ
Al-Manṣūrah

エジプト北部,ダカリーヤ県県都で,ズムヤート川東岸の町。 1219年,サラディンの甥マリクアルカーミル軍の駐屯地として建設されたが,十字軍に占領された。 50年,十字軍を率いたフランスのルイ9世がマムルーク軍に敗れた地として有名。地名はアラビア語で勝利を意味する「マンスーラ」に由来している。デルタ北東部の綿花,米,アマの集散地で,綿織物,精米業が盛ん。近代的な町並みで,工科専門学校,総合大学がある。人口 35万 7800 (1986推計) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

マンスーラ

エジプトの北東部,ナイル・デルタ東部のディムヤート川に臨む都市。鉄道の分岐点で綿作地帯の中心地。綿紡績,金属加工などの工業が行われる。1221年にアイユーブ朝スルタンが創設。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

マンスーラ【al‐Manṣūra】

エジプト北部,ナイル・デルタ地帯にある都市で,ダクハリーヤ県の県都。人口37万1000(1992)。1219年第5回十字軍に占領されていたディムヤートを奪回するため,アイユーブ朝のスルタン,カーミルが軍営として建設した。ナイル・デルタ地帯中央部を流れるディムヤート支流の東岸に面しているので,交通の便がよく商業が発達した。16世紀初めにエジプトを掌握したオスマン帝国がデルタ支配の重点都市としたためいちだんと繁栄した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

マンスーラの関連キーワードマハッラ・エル・クブラバイバルス(1世)バイバルス[1世]十字軍史(年表)マリーン朝美術トレムセンバイバルスハイカルマンジラ

今日のキーワード

明鏡止水

《「荘子」徳充符から》曇りのない鏡と静かな水。なんのわだかまりもなく、澄みきって静かな心の状態をいう。「明鏡止水の心境」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

マンスーラの関連情報