ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マージーサイド」の意味・わかりやすい解説
マージーサイド
Merseyside
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翻訳|Merseyside
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…南部のランカシャー・チェシャー平野の土壌,気候は農業に適し,小麦,エンバクの栽培と肉牛,豚の飼育による混合農業または酪農が行われる。この平野にはマンチェスターを核とする大マンチェスターおよびリバプール中心のマージーサイドの両大都市圏が形成されており,前者はかつてランカシャー炭田を背景に綿工業で繁栄したが,その比重は低下しつつある。また後者は臨海部のため,石油化学・造船・製粉などの工業に特色を有している。…
…また,ジェニー紡績機のJ.ハーグリーブズ(ブラックバーンの織布工),水力紡績機のR.アークライト(プレストンの理髪師),ミュール紡績機のS.クロンプトン(ファーウッドの紡織工)らの発明家が輩出した。しかしマンチェスター周辺のボールトン,オールダム,ブラックバーンなどにおける綿工業は,第2次大戦後衰退して機械工業などへの転換が進み,工業の中心もリバプールを核に精油,食品,自動車,造船の諸工業が発展するマージーサイド工業地域へ移動しつつある。また海岸線が変化に富むため,ブラックプール,フリートウッドなどが海岸保養地となっている。…
※「マージーサイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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