コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マーチャント・バンク マーチャント・バンク merchant bank

翻訳|merchant bank

3件 の用語解説(マーチャント・バンクの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マーチャント・バンク
マーチャント・バンク
merchant bank

手形引受けないし証券発行を主要業務とするイギリスの金融業者。機能のいかんにより引受業者 accepting houseないし発行業者 issuing houseの名前で呼ばれることもある。その多くがドイツから移住した貿易商人であったところに語源がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

マーチャント・バンク

英国産業革命の進展の中で19世紀初めのロンドンに起源をもつ金融機関貿易手形の引受業務,海外証券の発行業務,外国為替取引などを行う国際金融業者の総称。名前の由来は,貿易商人(マーチャント)が貿易金融を行うことによって銀行家(バンカー)になったことに起因する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マーチャント・バンク
まーちゃんとばんく
merchant bank

18世紀末から19世紀前半においてロンドンが国際金融市場としてもっとも華やかなころにロンドン市場を支え、かつそれを代表するマーチャント(商人)で、同時にバンカー(銀行家)のことをいう。その意味で、今日では歴史的な存在と理解したほうが正確であろう。もちろん、かつてのマーチャント・バンクが今日でも生き残ってはいるが、国際金融のなかでの影響力はアメリカ投資銀行及ばない
 マーチャント・バンクは、初期には貿易手形の引受けやディーリング(金融商品の売買)に関与し、比較的安全度の低い業務をやっていたが、商人でもあることから国際的な取引の情報収集や分析は他の追従を許さなかった。また、彼らは家族の絆(きずな)をたいせつにし、シンジケート団を組織することで危険の分散をしていた。そして、アメリカの投資銀行とタイアップすることによってアメリカでの収益を確保していた。彼らの代表としてベアリングやハンブロ家それにロスチャイルド家などがあげられる。
 マーチャント・バンクをみる場合、その盛衰は国際金本位体制と結び付いている。第二次世界大戦後、IMF(国際通貨基金)体制が登場するとともに、国際金融市場での主役の立場をアメリカの投資銀行に譲った。[石野 典]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マーチャント・バンクの関連キーワード近世サンテティエンヌブレナボン労働学校小松芳喬《英国産業革命史論》早期産業革命ドイツ産業革命日本産業革命フランス産業革命

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

マーチャント・バンクの関連情報