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ミュンヘン・オリンピック競技大会 ミュンヘン・オリンピックきょうぎたいかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミュンヘン・オリンピック競技大会
ミュンヘン・オリンピックきょうぎたいかい

ドイツ連邦共和国(西ドイツ)のミュンヘンを主催都市として行なわれた第20回オリンピック競技大会。1972年8月26日から 9月11日まで開催され,122の国と地域から 7000人以上が参加した。開会前にはローデシア(→ローデシア問題)の人種差別政策への批判が高まり,参加除外となった。また大会 11日目の 9月5日未明には,パレスチナ人テロリスト「黒い九月」の 8人がオリンピック村に侵入してイスラエル選手団宿舎を襲い,イスラエルの選手・役員 11人の死者を出す惨事となった(→ミュンヘン・オリンピック村襲撃事件)。競技の結果は,ソビエト連邦が金メダル 55個,次いでアメリカ合衆国が 33個,ドイツ民主共和国(東ドイツ)が 20個で 3位,日本と西ドイツが 13個で続いた。バスケットボールではソ連が終了間際のシュートで常勝アメリカをくだしたが,アメリカは判定に抗議して銀メダルを拒否した。水泳男子でアメリカのマーク・A.スピッツは,自由形 2種目,バタフライ 2種目,リレー 3種目の計 7種目すべてに世界新記録で金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。水泳女子ではオーストラリアのシェーン・グールドが,15歳で 3個の金メダルを獲得した。日本選手では,水泳男子 100m平泳ぎの田口信教と女子 100mバタフライの青木まゆみがともに世界新記録で優勝した。そのほか,バレーボールでは男子が金に,女子が銀に輝いた。体操男子は,個人総合で加藤沢男が優勝するなど表彰台を独占した。鉄棒では塚原光男月面宙返り(ムーンサルト)を成功させ会場を沸かせた。なおこの大会では,柔道,アーチェリーハンドボールの 3種目が復活した。

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