ミルトン ナシメント(英語表記)Milton Nascimento

20世紀西洋人名事典の解説

ミルトン ナシメント
Milton Nascimento


1942.10.26 -
シンガー・ソング・ライター。
ティジューカ生まれ。
ギターを15歳で学ぶ。ジャズに興味を持ち、シンガー・ソング・ライターとして1963年頃から活動。’65年TVエクセルシオール主催ポピュラー音楽祭で4位。’66年リオ歌謡祭作曲部門で2位。’67年には第2回リオ歌謡祭で2位、4位と自作曲が占め新進作曲家として注目をあつめる。’69年クリード・テイラーの招きで渡米し、アルバム「コラージュ」を録音。代表作は「魚たちの奇跡」、パット・メセニーと共演の「出合と別れ」等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

現代外国人名録2012の解説

ミルトン ナシメント
Milton Nascimento


国籍
ブラジル

専門
ピアニスト;シンガー・ソングライター

生年月日
1942/10/26

出生地
リオデジャネイロ州ティジューカ

経歴
生後間もなくミナス・ジェライス州のトレース・ポンタに移る。15歳でギターを学び、ジャズに関心を寄せて1963年頃からシンガー・ソング・ライターとして活動。’64年リオデジャネイロに出てサンバ・カーナ・カルテットに加入。’65年テレビエクセルシオール主催の第1回ポピュラー音楽祭で4位入賞、’66年リオ歌謡祭の作曲部門で2位入賞し、新進作曲家として注目を浴びた。クリード・テイラーに招かれ’69年渡米、アルバム「コラージュ」(A&M)を録音、特異な作風がアメリカの有力ジャズメンの関心を集めた。’75年ウェイン・ショーターのアルバム「ネイティブ・ダンサー」にハービー・ハンコックらと共演して高い評価を得た。デビュー当時ブラジルの軍事政権の圧政下にあったが、ナシメントは当局の脅迫にも屈せず民衆の声を代弁、“ブラジルの心”と呼ばれた。アマゾンでインディオと生活し、歌ったアルバム「チャーイ」では水鳥の声と共演するなど、自然と共に生きる姿勢で大自然の息吹きを豊かな声で伝える。他の代表作に「砂の岬」「クローブとシナモン」「マリア・マリア」「ピエタ」など、アルバムに「魚たちの奇蹟」「歩哨」「ミルトン・ナシメント・ライブ・ウィズ・ウェイン・ショーター」「出会いと別れ」など。’88年以来度々来日公演を行う。

受賞
グラミー賞(ワールド・最優秀アルバム,第40回)〔1997年〕「ナシメント」 リオデジャネイロ国際歌謡祭作曲部門第2位(第2回)〔1966年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

檄を飛ばす

自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。[補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した「国...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android