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モダン・タイムス モダン・タイムスModern Times

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モダン・タイムス
Modern Times

アメリカ映画。チャールズチャップリン・フィルム・コーポレーションズ,ユナイテッド・アーチスツの 1936年作品。監督,脚本,音楽,主演チャールズ・チャップリン。ねじ工場の流れ作業の過酷さから一時的に正気を失って失業し,さらには誤解がもとで投獄された男が,出所後に出会った薄幸な少女と苦労を重ねながらも明日を信じて新たな出発をするまでを描いた作品。機械文明資本主義社会を痛烈に批判したチャップリンの代表作の一つ。トーキー嫌いの彼が初めてその声を聞かせた作品でもある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉プラスの解説

モダン・タイムス

1936年製作のアメリカ映画。原題《Modern Times》。チャールズ・チャップリン監督・主演のコメディー。チャップリンの代表作のひとつ。共演:ポーレット・ゴダード、チェスター・コンクリン、ヘンリー・バーグマンほか。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モダン・タイムス
もだんたいむす
Modern Times

アメリカ映画。1936年作品。38年(昭和13)日本公開。製作・脚本・監督・主演・伴奏音楽作曲チャールズ・チャップリン。タイトルバックは時計の文字盤。現代の人間が時計に支配され、労働者はあたかも機械の一部分のごとくベルトコンベヤーから流れる商品に向かって同じ労働を繰り返す。人間性はすでになくなっている。チャップリン扮(ふん)するチャーリーは気が狂い入院。退院するや職を失い、同じく父と死別の孤児の娘と協力して働き口を探す。娘がレストランのダンサーとなり、彼女の助けで給仕人になるが、歌を歌えと主人に命じられ、歌詞をカフスに書き込むが、飛び出した瞬間それを失い、世界に通ぜぬ即興の「ことば」で歌う。サイレントに固執したチャップリンは、ここでも台詞(せりふ)のないサウンド版として発表したが、上記の一か所だけで処女作以来初めて画面から「声」を発した記念的作品。共演は彼の三度目の結婚相手のポーレット・ゴダード。資本主義社会への風刺、トーキーへの皮肉をも込め、工場、デパート、囚人生活、あらゆる現代社会をみせながら、その風刺は厳しい。[淀川長治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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