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モロゾフ家 モロゾフけ

世界大百科事典 第2版の解説

モロゾフけ【モロゾフ家】

(1)15~17世紀に栄えたモスクワ・ロシアの名門貴族。14世紀中葉の〈モロズ〉とあだ名されたイワンを祖とする。代々ボヤーレ(貴族)の称号をうけ,貴族会議への参加権を与えられて,モスクワ国家の行政機関や宮廷内で重職についた。一族のうちでも17世紀中葉にツァーリのアレクセイ・ミハイロビチのもとで実権を掌握したボリス・モロゾフBoris Ivanovich Morozov(1590‐1661)が特に有名。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のモロゾフ家の言及

【モスクワ】より

…その人口の大半を占めたのはロシア各地の農村から流入した大小の規模の企業で働く労働者や零細な商人たちであり,それら下層の住民の居住区をつつみこんで市域が著しく拡大すると同時に,ゴーリキーの《どん底》の舞台となるヒトロフカKhitrovkaをはじめ市内各地に貧民窟が形成された。他方,モロゾフ家,グチコフ家のように地方の農民から身をおこしモスクワで事業を営んでブルジョア化した例も多く,概して市政の実権は貴族から資本家の手に移った。19世紀を通じて文化面ではモスクワ大学出身者を中心に,すぐれた学者や思想家や作家が輩出し,演劇,音楽,美術の分野でも一種の黄金時代を現出した。…

※「モロゾフ家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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