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ユイグ Huyghe, René

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユイグ
Huyghe, René

[生]1906.5.3. アラス
[没]1997.2.4. パリ
フランスの美術史家,美術評論家。パリ大学で哲学を学び,1927年よりルーブル美術館に勤務,51年に絵画部名誉部長。コレージュ・ド・フランスの造形芸術心理学教授,60年アカデミー・フランセーズ会員。 30年以来いくつかの美術雑誌を主宰し,美術評論家として活躍。世界美術史や近代絵画に関する著書も多い。主著は『現代美術史,絵画』 Histoire de l'art contemporain: la peinture (1935) ,『見えるものとの対話』 Dialogue avec le visible (55) のほか,『芸術と人間』L'art et l'homme (3巻,57~61) の監修など。

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百科事典マイペディアの解説

ユイグ

フランスの美術史家。アラス生れ。パリ大学に学び,ルーブル美術館絵画部長を経てコレージュ・ド・フランス教授。《ラムール・ド・ラール》《カドリージュ》の両誌を主宰して,旺盛な評論活動を行った。主著《見えるものとの対話》《魂と芸術》《イメージの力》《かたちと力》など。心理学的考察に定評があり,親日家として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユイグ
ゆいぐ
Ren Huyghe
(1906―1997)

フランスの美術史学者、美術評論家。パリ大学で哲学を学び、のちルーブル美術館で研究。同館絵画部長となる。また『L'amour de l'art』『Quadrige』などの雑誌を主宰して評論活動も行う。さらにコレージュ・ド・フランスの教授として造形心理学を担当。20世紀のフランスにおける美術行政の指導者の一人で、アカデミー会員でもあった。ワトー、フェルメール、ドラクロワ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどについての多くの著書があるが、主著は美術に関する博識と柔軟な感受性を示す『見えるものとの対話』(1955)。そのほかに『イメージの力』(1965)、『かたちと力』(1971)など。[鹿島 享]

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