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ユベール Hubert, René

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユベール
Hubert, René

[生]1885
[没]1954
フランスの教育学者,哲学者カントの人格主義,理想主義に立って教育論を展開した。 É.デュルケムの影響を受けて,社会学的立場も取入れている。主著『一般教育学汎論』 Traité de pédagogie générale (1946) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ユベール【René Hubert】

1885‐1954
フランスの哲学者,教育学者。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業後シャルトルおよびマルセイユの高校で教鞭をとった後,リール大学講師(1919),同教授(1924)を歴任し,1937年以来ポアティエ大学学長,さらに46年からはストラスブール大学学長をつとめた。その思想は社会学的視点に立ちながら,同時に理想主義的ヒューマニズムの色彩が濃厚である。主著《一般教育学概論》(1946)では,教育学を教育技術学に還元することを拒み,自然・社会・人間に関する哲学によって基礎づけられる必要を説く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユベール
ゆべーる
Ren Hubert
(1885―1954)

フランスの教育学者。高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリュール)を卒業したのち、諸リセ教授を経てリール大学、ポアチエ大学の教育学・哲学教授を歴任、1945年ストラスブール大学学長となる。第二次世界大戦前には師範学校向けの教育学、社会学、心理学のテキストを刊行し、戦後フランスの教育改革に貢献、中等学校における新教授法の開発や教員養成に大きな影響を及ぼす。1948年には彼の編集のもとに道徳教育に関する共同研究を発表した。その教育学はカント哲学の人格主義、理想主義およびデュルケーム社会学を基礎としたもので、『一般教育学汎論』Trait de pdagogie gnral(1946)、『教育学史』Histoire de la pdagogie(1948)、『精神発達』La croissance mentale, tude de psychogntique(1949)などの主著にまとめられている。彼によれば、教育学は単なる科学でも技術でも哲学でも芸術でもなく、それらの全総和であり、理論的であると同時に実践的な学問でなければならないとされる。[大江正比古]

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