ヨークシャープディング

デジタル大辞泉 「ヨークシャープディング」の意味・読み・例文・類語

ヨークシャー‐プディング(Yorkshire pudding)

英国料理の一。小麦粉牛乳・塩・卵を加え、型に入れて天火で焼いたもの。シュークリームの皮に似た軽いパンで、ローストビーフに添えたりグレービーソースをかけたりして食べる。

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精選版 日本国語大辞典 「ヨークシャープディング」の意味・読み・例文・類語

ヨークシャー‐プディング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Yorkshire pudding ) 小麦粉に牛乳、塩、卵黄、泡だてた卵白を加え、肉汁をかけて焼いたもの。ローストビーフなどにつけ合わせて食べる。
    1. [初出の実例]「ローストビーフ、そのヨークシャイアプディングがひどくうまかった」(出典:古川ロッパ日記‐昭和一二年(1937)一月一六日)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ヨークシャープディング」の解説

ヨークシャープディング【Yorkshire pudding】

イギリス料理一つ。小麦粉・卵・牛乳・塩などを混ぜ合わせた生地を型に流し込んでオーブンで焼いたもの。ローストビーフのつけ合わせに用いることが多いが、深めの皿のような形に作って、中にソーセージ野菜を盛り合わせたり、シチューを入れたりして供することもある。焼く前に、型にバターなどの油脂を入れてあたためてから生地を入れるが、油脂は元来はローストビーフの肉汁から脂をすくって用いる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヨークシャープディングの言及

【プディング】より

…菓子では,レーズン,オレンジやレモンの皮の砂糖漬,ケンネ脂(牛の腎臓を包んでいる脂肪),パン粉,卵,赤砂糖,小麦粉,スパイス,ブランデーなどを合わせ,型に詰めて蒸し上げるプラムプディング,型の周囲に食パンを貼り,ラズベリー,ブルーベリー,カラントなどのベリー類と砂糖を軽く煮て詰め,重石をして冷蔵庫で冷やしたサマープディングなどがある。料理ではローストビーフに添えるヨークシャープディングがよく知られる。これはローストビーフの焼脂を熱した中に小麦粉,卵,牛乳を合わせた生地を入れてオーブンで焼く。…

※「ヨークシャープディング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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