ラウンド

デジタル大辞泉 「ラウンド」の意味・読み・例文・類語

ラウンド(round)

丸いこと。また、ひとまわり。「ラウンドテーブル」「ラウンドカラー」
ボクシングなどで、試合の各回。
ゴルフで、コースにある18のホールを1周すること。
GATTWTOにおける各国の多角的貿易交渉の通称。「ウルグアイラウンド

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精選版 日本国語大辞典 「ラウンド」の意味・読み・例文・類語

ラウンド

  1. ( [英語] round )
  2. [ 1 ] 〘 造語要素 〙 他の語に付けて、「丸い」「ひとまわりの」の意を添える語。「ラウンドカラー」「ラウンドテーブル」など。〔外来語辞典(1914)〕
  3. [ 2 ] 〘 名詞 〙
    1. ボクシングなどの試合で、何回戦という場合の回の意。〔モダン語漫画辞典(1931)〕
    2. ゴルフで、コース一八ホールを一周することをいう。
      1. [初出の実例]「キャデー一ラウンド、一二〇‐二〇〇円」(出典:旅‐昭和三二年(1957)二月号・白浜・有馬)
    3. 陸上競技のトラック競技で、第一予選、第二予選、準決勝決勝などのそれぞれをいう。
    4. ガットおよび現在のWTOにおける多国間の多角的通商交渉の通称。
    5. りんしょう(輪唱)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラウンド」の意味・わかりやすい解説

ラウンド
Round, John Horace

[生]1854.2.22. ブライトン
[没]1928.6.25. ブライトン
イギリスの中世国制史家。オックスフォード大学卒業。在野歴史家として多くの論文発表。特に従来通説に反して,イングランド封建制のノルマンによる導入主張,イングランド封建制成立についての正統学説を建設した。主著"Geoffrey de Mandeville" (1895) ,"Feudal England" (95) 。

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世界大百科事典(旧版)内のラウンドの言及

【輪唱】より

…多声部歌唱の一つで,ラウンドroundやキャッチcatch,中世のロータrotaのように循環や車輪を連想させる歌唱をいう。一つの声部が歌い出すと他の声部が同じ旋律を一定の間隔だけ遅れて追いかけて歌う。…

※「ラウンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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