ラプラタ川(読み)ラプラタガワ(英語表記)Río de la Plata

デジタル大辞泉 「ラプラタ川」の意味・読み・例文・類語

ラプラタ‐がわ〔‐がは〕【ラプラタ川】

アルゼンチンウルグアイ間を流れ大西洋に注ぐ湾状の大河パラナ川ウルグアイ川合流点から下流をいう。長さ約300キロ。

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精選版 日本国語大辞典 「ラプラタ川」の意味・読み・例文・類語

ラプラタ‐がわ‥がは【ラプラタ川】

  1. ( ラプラタはLa Plata ) 南アメリカのアルゼンチンとウルグアイの間を流れる大河。パラナ川とウルグアイ川との合流点から河口までをいう。河口の北岸にモンテビデオ港、南西岸にブエノスアイレス港がある。全長約三〇〇キロメートル。

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改訂新版 世界大百科事典 「ラプラタ川」の意味・わかりやすい解説

ラ・プラタ[川]
Río de la Plata

南アメリカ大陸東部,大西洋岸のウルグアイとアルゼンチンの間を流れる川。1516年スペイン人フアン・ディアス・デ・ソリスJuan Dias de Solisによって〈発見〉されたこの川は,パラグアイ川パラナ川,ウルグアイ川の三大河川と無数の小河川から成る大流域の河口部に相当する。パラナ川とウルグアイ川が合流しラ・プラタ川と呼ばれる部分は,ほぼ300kmであるが,全流域面積は約435万km2で世界4位であり,流量アマゾン川に次いで世界2位である。また川幅は,ブエノス・アイレス付近では約50km,河口で約230kmである。
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世界大百科事典(旧版)内のラプラタ川の言及

【ラ・プラタ諸国】より

…南アメリカのアルゼンチン,ウルグアイ,パラグアイの3国を指す。ラ・プラタ水系(ラ・プラタ川)はアマゾン,オリノコと並ぶ南アメリカ三大水系の一つで,その支流にはピルコマヨ川,ベルメホ川,パラグアイ川,パラナ川,ウルグアイ川などがあり,その流域は上記3ヵ国のほかブラジル,ボリビアにも及んでいる。ただし,ブラジルはおもにアマゾン水系に属し,ボリビアはアンデス諸国との結びつきが深いので,ラ・プラタ諸国に含めないのが普通である。…

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