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ラミング ramming

デジタル大辞泉の解説

ラミング(ramming)

砕氷船による砕氷方法の一。通常より速い船速で助走し、氷盤に突入して砕氷する。厚い氷盤に当たり、前進をはばまれた際に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラミング
らみんぐ
George Eric Lamming
(1927― )

バルバドスの小説家、詩人、エッセイスト。1946年F・コリーモア(1893―1980。1940、50年代のカリブ海域文芸ルネサンスの中心的役割を演じたバルバドスの詩人)のすすめでトリニダードに渡り、ベネズエラ・カレッジで教えるかたわら詩作に没頭し、その詩が文芸誌『ビム』に掲載された。1950年以降ロンドンに移住し、BBC放送の「カリブの声」を担当しながら創作に励んだ。1974年にはバルバドスの労働者カレッジの創設に参画し、75年に客員作家の資格でナイロビ大学とダルエス・サラーム大学に在籍した。76年以降は、インド、オーストラリアの大学、アメリカのペンシルベニア大学、コーネル大学で教え、80年には西インド大学から名誉博士号を贈られた。その間、トリニダードの小説家、歴史家、政治思想家であるC・L・R・ジェームズ(1901―89。カリブ海域のみならずアフリカ全域の植民地解放運動を思想面で支えたパン・アフリカ運動の大御所的存在)と親交を結び、そのマルクス主義的歴史解釈に強い感銘を受けた。小説の主要テーマは、カリブの民の根なし草的流民の自己検証とアイデンティティの追求で、モーム賞を受賞した代表作『わが皮膚の砦(とりで)の中で』(1953)のほか、移住地ロンドンで白人から浴びせられる人種的敵意をテーマとした小説『移民たち』(1954)、『水辺のイチゴ』(1971)、エッセイ集『亡命の喜び』(1960)、挫折(ざせつ)を味わって本土に帰還し、父祖の地で自立再建の道を探る小説『冒険の季節』(1960)、『われら先住民』(1971)がある。なお、1992年に彼のエッセイ、講演、インタビューを収めた『対話』が出版された。[土屋 哲]

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世界大百科事典内のラミングの言及

【砕氷船】より

…十分に広い開氷面を形成し,後続の輸送船団などを安全に航行できるよう誘導する誘導型砕氷船と,自船のみの航行を目的とした独航型砕氷船に大別され,日本の南極観測船などは後者に属するが,カナダ,ロシアなどでは前者が主流である。 氷海域での砕氷船の航行には,連続砕氷航行とチャージング(ラミングともいう)航行がある。前者の方法がつねに前進を続けながら氷を砕くものであるのに対し,チャージングとは,砕氷船の能力以上の氷結域で行う助走つきの砕氷方法で,まず,船の長さの2~3倍の助走距離から前進して結氷域に突入し,船首を氷盤に乗り上げ氷を圧砕,次いで後進して氷盤から離脱し,再び前進するという,前後進操作を繰り返し砕氷を行うものである。…

※「ラミング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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