ランジート・シング(英語表記)Ranjīt Singh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランジート・シング」の意味・わかりやすい解説

ランジート・シング
Ranjīt Singh

[生]1780.11.2. グジャランワラ
[没]1839.6.27. ラホール
インドシク王国の王。インド北西部,パンジャブ地方に割拠していたシク教徒勢力を結集し,19世紀初めにシク王国をつくり上げた。 1818年第3次マラータ戦争後,イギリスに服属しない唯一の強力な王国として独立を保持した。 39年彼が死んだのちシク諸勢力は分裂を始め,40年代2度にわたるイギリス軍との戦い (→シク戦争 ) に最終的に敗北して,シク王国は滅亡し,インドには独立の政治権力は完全になくなった。

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367日誕生日大事典 「ランジート・シング」の解説

ランジート・シング

生年月日:1780年11月2日
インド,シク教徒王国の王
1839年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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