ランナーズ・ハイ(英語表記)runner's high

翻訳|runner's high

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ランニング中に恍惚感や陶酔感を経験すること。最近,脳の中にモルヒネのような麻薬作用のある物質,β-エンドルフィンが発見され,運動するとその分泌が増すことがわかった。そしてβ-エンドルフィンの増加がランナーズハイの原因であると明され,脚光を浴びている。これが事実なら,ランナーズ・ハイの生理学的な説明がつくことになる。しかし,運動中の脳内β-エンドルフィンがどのような働きをしているのか,まだ不明の部分も多い。

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百科事典マイペディアの解説

ランニング中の陶酔状態。ランニング開始後5〜15分して身体が運動状態に慣れてくると急に楽になり,セカンド・ウィンド(次息)という状態になる。さらに20〜40分走り続けると少し頭がぼんやりするが,非常に気持ちのいいサード・ウィンド(第3息)という状態になる。これがランナーズ・ハイである。この状態は本人の自覚がなければ,気づかずにやり過ごしてしまうことが多く,意識が試合の勝ち負けや記録の更新などに集中しているとその傾向は強い。ランナーズ・ハイの起こるのは,脳内でβ‐エンドルフィンが分泌されるためという説があるが,定説ではない。

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