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リュウキュウアイ Assam indigo

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世界大百科事典 第2版の解説

リュウキュウアイ【Assam indigo】

熱帯アジアを中心に分布し,多数の種を有するキツネノマゴ科イセハナビ属Strobilanthes多年草の1種(イラスト)。高さ30~70cmで茎はやや方形。葉は倒卵形から楕円形で,長さ5~13cm,幅2.5~5cm。花は枝先の短い穂状花序につく。花冠は漏斗状で淡紫色,先端は等しく5裂し,花冠内側背面に2列の毛があり,花柱を支持する。おしべは4本で2本は短い。果実は長楕円形の蒴果(さくか)で,4個の種子をいれる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リュウキュウアイ
りゅうきゅうあい / 琉球藍
[学]Strobilanthes cusia O. Kuntze

キツネノマゴ科の低木。高さ約1メートル、葉は卵形で先がとがり、やや多肉質。夏に穂状花序をつけ、長さ2~3センチメートル、淡紫色の唇形花を開く。半陰地でよく育つ。鹿児島、沖縄、台湾、インドシナ、タイにかけて分布する。夏に枝葉を刈り取り、40℃ほどの湯に浸(つ)けて色素を抽出し、さらに酸化させ、沈殿した糊(のり)状の青藍(あおあい)を圧搾乾燥させて染料の藍(あいてん)をとる。染料成分はインジゴindigoで、沖縄ではこの染料で芭蕉布(ばしょうふ)などを染めたが、最近はあまり利用されない。
 なお、本種のほかに木本性の藍色染料植物であるマメ科のコマツナギ属Indigoferaの数種を総称し、キアイ(木藍)の名でよぶこともある。[星川清親]

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世界大百科事典内のリュウキュウアイの言及

【アイ(藍)】より

…濃青色,いわゆる藍色の染料を採るために栽培されるタデ科の一年草(イラスト)。インジゴと呼ばれる藍色の染料を採る植物には,アイのほかにリュウキュウアイStrobilanthes cusia O.Kuntze(キツネノマゴ科)やインドキアイ(コマツナギ属の数種,マメ科)(イラスト,イラスト)などいくつかあるところから,とくにアイを区別してタデアイとも呼ぶ。東南アジア原産で,中国では古くから栽培された。…

【アイ(藍)】より

…濃青色,いわゆる藍色の染料を採るために栽培されるタデ科の一年草(イラスト)。インジゴと呼ばれる藍色の染料を採る植物には,アイのほかにリュウキュウアイStrobilanthes cusia O.Kuntze(キツネノマゴ科)やインドキアイ(コマツナギ属の数種,マメ科)(イラスト,イラスト)などいくつかあるところから,とくにアイを区別してタデアイとも呼ぶ。東南アジア原産で,中国では古くから栽培された。…

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